拙著『怒りの裏側にあるもの -こころの扉を開けたその先に』

3月に『怒りの裏側にあるもの -こころの扉を開けたその先に』を上梓しました。何十年もの思いを込めて、そして私がアンガーマネジメントが必要だと思った背景も書いてあります。5193yOILMHL._SX350_BO1,204,203,200_

学校現場ではいじめ、暴力、不登校が絶えません。昨年9月、文科省から暴力行為は小学校で増加しているという結果が発表されました。不登校も減少することはありません。私が、いじめや暴力、不登校の生徒と今まで接して思うことがあります。それは、みんな心の奥に「怒りの感情」を抱えているということです。そして、その感情(気持ち)をうまく表現できなのです。それゆえ、怒りの行く末はいじめや暴力になったり、別の形では不登校という形をとるように感じています。

ただ表面的に出ている行動(いじめ、暴力や不登校など)だけに焦点をあてて、対処療法のようにあれこれ考えても同じことが繰り返されるのではないかと考えます。

そのような行動を起こしていまうその人の考えや感情に焦点をあて、問題解決の糸口を探らないと堂々巡りのような気がしてなりません。

私も1年間いじめにあっていました。でも、その当時はまだ、エネルギーがあったのかもしれません。私は、自分のパワー(弱いものかもしれませんが)を違うものに向けていた記憶があります。逃げていた、と言われればそうかもしれませんが、本を読んだり、保健室で一日、保健室の先生のお手伝いをしたり(それが許されていた時代でした)、自分の居場所を見つけていたように思います。

今でも私が大事にしていること。それは話せる場所があれば、そこから立ち上がっていくということです。辛い思いをしている大人も子供も話せる場所は確実に必要なのです。それは、食べ物が体を作るように、話せる場所は「心」を作ってくれるのです。

本の中にも私のずっと考えてきたことが書かれています。是非、大人に読んでもらいたい一冊です。読んだ後、「自分を大事にしよう」と思ってほしいと願っています。

Amazonでも在庫切れに何度もなりました。ぼちぼち全国の皆さんが読んでくださっているのかな・・・と思うと感謝の気持ちでいっぱいです。

一冊648円(税込)、文庫本です。バッグに入れて、読みたい時にページをめくってください。

本の中で会いましょう!

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